慈眼寺 副住職ブログ

観音講

初午がだんだんと迫ってきました。

普段のご祈祷も元旦からお越しになっておられます。うちのような小さなお寺に来ていただいてありがたい限りです。護摩木をお供えされる方もたくさんおられて、みなさんの切実なお願いが少しずつ、少しずつ積み重なっていくさまが目の前に現れているような、不思議な気持ちです。

初午法要は慈眼寺のような家族だけで行う行事としては大変な規模です。当然人手も要りますが、大きなお寺ではありませんので、お坊さんも二人しかいません(笑)。

そこで、門中各寺院や近隣の住職様方にご尽力頂き、さらには「観音講」という信者様並びに地域住民の皆様のお力添えがあってようやく小さなお寺には不釣合いな行事をさせて頂いております。その中でも、普段から慈眼寺にご尽力頂いている黒石材店様さんは早朝から深夜まで、何日も前から力仕事をしていただき、当日のご参拝の皆様の一番近くで、あめ湯の接待もしていただいております。

観音さまを中心としたこうしたつながりのおかげで、ようやく毎年二月の午の日に皆様をお迎えできております。「慈眼寺の初午」などと名乗れないほど、皆様のお力添えなくしてはとてもあのような行事を行うことはできません。

 

今年も無事に皆様をお迎えできますよう、観音講一丸となって一生懸命準備させていただきます。

 

黒石材店さんのHP

http://www.kuro-sekizai.com/