善導忌
昨日9月14日は善導大師の命日。善導大師をご本尊とする都祁村の来迎寺では善導忌が行われました。
善導忌は、来迎寺では一番大きな行事です。来迎寺町だけでなく、都祁全体から寄付が集まります。この地域における来迎寺のかつての位置づけの大きさを感じます。しかも今回は、本堂改築後、初の善導忌ということで、みなさん楽しみにしておられたかと思います。
善導大師もおよろこび、かもしれません。
今回は珍しいお客さんもこられました。グレンさんというオーストラリアの方がご連絡を下さいまして、善導大師さんをもう7年も前から拝みたいと念願なさっていたとのこと。グレンといえば阪神に昔いた、クールボーとコンビを組んでいたバッターと同じ名前ですが、当日お会いすると私よりずっとずっと仏像にお詳しい、英会話学校の先生でした。さすが英会話学校の先生で、私の拙い英語でもキッチリ拾っていただいて、たくさんおしゃべりできました。法要にもご参加いただいて、随分国際的な法要になりました。二人で離していたとき、「セレモニーは君が仕切るのか?」みたいなことを言われて、「違う。私は副住職だから・・・」と答えたかったですが、「副住職」っていう単語をどう表現すればいいのか、めちゃくちゃ悩んで「えーと、サブ・・・いや、セコンド・・・うーん・・・」とか言ってると、「OK. You are No.2?」と言われ、「YES!!!」な感じでした。そうかそう言えばいいのか。わかりやすいな。タイトルも「ナンバー2日記」にしようかな。ホル・ホースみたいで開き直ってて、一周回ってカッコイイですよね。
法要のあとは、西山浄土宗布教師会の皆さんに来ていただいて、お説教が4座も聞けました。まぁ、そのうち1つは私なのですが・・・。
こんな感じで某寺の住職さんも熱弁!
こちらの方はお説教が大好きなので是非開いてくれと毎回頼まれます。毎回こんな山奥に来ていただいている布教師会の皆様にも感謝です。
今年も無事に善導忌が終わりました!次はお彼岸ですね~。