慈眼寺 副住職ブログ

お説教研修会

今日は午後からお説教の研修会で昼から伏見の西岸寺さんにお邪魔してきました。

西岸寺

音響や間接照明がすごくよく考えられておられて、すごく参考になる御本堂でした。

今日は自分で実演はせずに、他の方々のお説教を聞いていました。
しかし、お説教って、何なのか、いまだに分かりません。
学校の先生は10年やってますけど、お説教は本当に難しいです。
お話するお相手が自分よりずっと経験豊富な方々なので、どうやったら聞いていただけるのかと悩む部分はあります。
そもそもテーマは生きること、そして死ぬことなのに、自分よりずっと年上の方に道を説く、ということの違和感がどうしても拭えません。
まぁしかし、そこは、孫や息子がおじいちゃんおばあちゃんに話を聞いてもらうように、自分の等身大を見せるしか、ないような気がします。そう考えれば、結局学校と同じなのかなぁ、と思ったり。子供さん相手でもごまかしは効きませんから。

本当に自分が言いたいことを。他人の真似をせずに。そこにいる誰か一人でも興味を持ってくれたらいい。どれか一つだけでも心に残ればいい。

そこだけは自分で心がけてきました。形や伝え方は違うけれど、お説教も同じなんだと思っています。まだよくわからないけど。