慈眼寺 副住職ブログ

すすき

すすき

今日は仕事の帰りにすすきをとってきました。

今日は6年前に母親が亡くなった日。
亡くなる数週間前に、母が「すすきが見たい」と言ったので、命日にはお墓にすすきを供えています。

ちょっと忙しくてなかなかすすきを取りに行けなかったので、今日暗くなってからようやく取れました。確か去年もそうだったなぁ。
暗がりの平城旧跡ですすきを刈っているロードバイクの40歳、さぞや奇異に映ったでしょう。
さらに、帰りにすすきをリュックに挿して揺らしながら走るロードバイクのおっさんも相当変な図だったでしょう。

とはいえ、今年もお墓に供えることができました。

6年間、月並みですが、長いような、短いような。
ですが色々なことがあって、だいぶ前のような気持ちの方が強いでしょうか。でも、母がいないことがまだ信じられないような気もします。
なんと言いますか。なんと言ったらいいのか。なんとも曰く言い難い気分の、6年目の今日の私です。