慈眼寺 副住職ブログ

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。

ええと今日はビックリする展開がありまして。

10年続けきたバド部のコーチですが、今年引退の区切りをつけるということで、方々にあいさつ回りも済ませ、5月からは「普通のオジサンに戻る」決意をしていたのですが。

先日お話した他の部の先生が、バド部を非常に評価していただいており、私が辞めると聞いて色々と手を尽くして下さって、なんと今年以降も継続というお話になっていました。

びっくりです。

全ては私がいないときも練習の手を抜かず、試合で結果を出し、体育館の内外で礼儀を守り、勉強でも頑張ってまわりの先生に「よくやっている」と思ってもらえる部員の努力のおかげです。本当に私などには過ぎた教え子です。

そしてその子供たちの様子をきちんと見てくださっていた他の部の先生が、私などのために骨を折って下って、本当にもったいない話です。一生懸命頑張っていれば、やはり見てくれている人って、いるんだなと思います。現場っていいなって思います。

惜しまれるうちに辞めるのが一番、10年でキリもいいしと思っていましたし、来年には部員に疎まれて追い出されているかもしれません。内部に経験者の先生が来られたら、キッパリ身を引くつもりです。それにやめるつもりでずっと準備してきたので心の整理が正直ついていない部分はあるのですが、来年から一気に戦力ダウンして初心者の割合がぐんと上がる今年こそ、私のできることも多い気もしています。

とりあえず、1年、1年。

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。

座右の銘にしているガンディーの言葉をもう一度噛みしめ。できるところまでやってみます。