信楽にとんでもない肉の城
さて、ダイエットなのか修行なのかわからないほど順調に野菜生活邁進中の副住職です。
体重は6キロ落ち、着れなくなった服がまた着られるようになりました。まだまだ落としますよ~♪米すらお昼にしか食べないので、なんだかお腹に力が入らず、スマッシュにもキレがないのだけが悩みの種。
もう少し落としたらお米を増やすつもりですが、固いものを食べると胃がビックリしたりします。大丈夫なのでしょうか。
さて、本日は奥さん、娘さん孝行と言いますか、たまにはきれいなところで美味しいものでも食べてくださいということで、信楽のカフェにお連れしました。
場所は信楽の山の中。こんなところに本当にカフェなんてあるのか?という場所にあります。
「森のカフェ」さんです。
電話番号非公開、食べログに書いてある住所をカーナビに入れても正確な位置までたどり着けません。道順案内の看板もナシ。
しかし突如山中に車がたくさん停まっている場所があらわれたら、ソコです。
いきなりこんな車がお出迎え。店主さまの並々ならぬコダワリ派ぶりが伺えますね。
11時半ごろ開店とか11時15分開店とか情報が錯綜していますが、11時半には既にこの状態。名前を書いて待つシステムですが、5番目でした。
作っておられる方が1人。配膳などが1人ですので、なかなか回転しません。入り口の紙には「何時間もお待たせします。お急ぎの方はご遠慮ください」の文字。強気!
5番目に名前を書きましたが、おそらく開店時に入った人は名前を書いていないでしょうから、10番目くらいでしょうか?待つこと1時間。ようやく店内に入ります。
ログハウスの中。
こんなテラス席もあります。
さて、私は簡素なキッシュの方のランチにしましたが(それでも胃がビックリしましたが)、奥さんの方の通常ランチがやってきました。
それはまさに肉の城ラピュタ。
こんなもの、お寺のブログに載せていいのか小一時間悩んだ代物。強烈です。
本当にお坊さんのHPに載せていいのでしょうか・・・。モザイクをかけましょう。
なんか今度は違う意味でダメになってきたような気がしてきました・・・。
しかし立体的すぎて「城」の構造がよくわからない。上空からも見てみましょう。
なるほど~こうなってるのか~。
まずチキン香草焼きの城壁が守りを固め、その内側にあらびきソーセージの堀が巡らされ、さらにそこにそびえ立つウォールローゼ・・・じゃない厚切りベーコン。その裏にはコメの山があるわけですね。サラダも意外と高さがありますが、肉軍団の前に霞んでいます。
味の方はというと、奥さん曰く、「全部美味しいけど、チキンが生涯食べたチキンで最高の味」とのこと。
量はすごく多いので、娘がおいしいおいしいといっぱい食べてくれてようやく奥さんと二人で完食できるくらい。
しかもそのあとデザートまで。
いちごのムース。少しもらいましたが、すごくおいしかったです。
私はグレープフルーツのタルト。これも爽やかでおいしかったです。
これだけのボリュームに+前菜もあって、1300円。
これは並ぶわ。そら並ぶわ。1500円でも誰も文句言わないような・・・。
信楽にこれほどのお店があるとは・・・。ビックリでした。
「本当に旨い店は田舎でひっそりやってる」って、腕のいい職人さんが言ってました。納得。
さて、こんな肉の城ですが、当然場所柄自転車乗りも来ていました。(個人的にはココが一番テンション上がりました。)
待ち時間にぼーっと見ながら、品定めです。
「ああ、キャノンデールだな。随分小柄な人だな。横はカレラか。その奥は・・・I・・・R・・・I・・・B・・・・・・・・・!!!」
・・・・んんん!??
これはもしやIRIBE?イリベじゃないか!!!
学園前の百楽園に工房があるIRIBE!バリバリのガチの人が乗ってるイメージの・・・。今日は途中でNakagawaも見るし、すごい日だなぁ・・・。
店内で乗り手の方とお話し。なぜか自転車では積極的にお話できますね~。
これは中古店で偶然見かけ、それをIRIBEに持って行って塗装しなおしてもらったとか。カラーはSUGINOのチームカラーなんですよと教えてくれました。知らんかった~。
修行僧のような生活をしているので、肉の城よりよっぽど鉄の塊に心ひかれた副住職なのでした~。