ジャージ青田買い
じわりじわりと円高であります。
あ、今日は完全なる自転車ネタですので、自転車に興味のない方は読み飛ばし推奨です。
再び。
じわりじわりと、円高です。
メーカーの方は頭が痛いと思われますが、私のような海外と一切リンクしない仕事の人間には遠い話。
と、いうよりも、株や外貨で資産運用を積極的になさっている方や、世界を股にかけるビジネスマンでもあるまいし、ほとんどの庶民にとっては、「円高」=「悪」という図式はそれほど現実感がない。円安で給料が増えたわけでもない。むしろ円高時のデフレ時代のほうが、むしろ生活はしやすかったのではないでしょうか。ずっと物価が上がって右肩上がりの経済、なんていう高度経済成長期の夢を、この人口減少、超高齢社会で再現しようとしている方が、ちょっと無理がある気がします。もうどうしてもほしい三種の神器もないですし。
で、ロードバイクファンにとっては、自転車部品の価格が目に見えて下がる円高は、なにより有り難いオアシスです。パラダイスです。特に海外通販にはダイレクトに為替が反映されますから楽しみも増えます。
さて、2016年、各社のウェアは期待外れ!
失礼を承知で言いますが、どこもかしこも「えええええ!なんでえええええ!?」の謎のラインナップが多いような気がします。
いかにもなレースっぽいジャージではなく、地味なジャージを好む人がこぞって集まるあのメーカーも、今年はよく言えば「新路線開拓」、悪く言えば「迷走気味?」。シンプルだと変化つけるの、難しいですからねぇ。
「誕生日にほしいものないの?」
と、聞かれても、「BORA!ONEでいいから!」なんてとても言えません。それどころか、シャマルでもうれしいですが、まぁ、買えません。
「何か、いいジャージないかなぁ。珍しいやつ。」
そう思って、海外通販で見てるだけ~のショッピングをしていると・・・ムム!ムムム!
シンプルだけど、ちょっと遊び心あるのがあるや~ん!なにここ?知らん!
そもそも、これ、なんて読むの?どこの国?
ス・・・スロバキアで手作りィィィ!?
渋すぎるやん。
ここでもうかれこれ半年くらい封印していた「衝動買いパッション」が爆発。ポチッと押してしまったのでした。
ワクワクして、でも送料無料の船便でのんびり待って2週間ほど。ついにきました!
おおお。個別の箱包装・・・。
クライマーじゃないのにクライマージャージを購入。箱には「登るため生まれた」の文字。スイマセン!私は寝るために生まれましたッ!
まだ箱が・・・。
でました。Isadore クライマージャージ。色々バリエーションはありましたが、グリーンのジャージというのもあまりないので。
Isadoreのクライマージャージは体幹部とそれ以外で生地を変えています。体幹部はメリノウールで汗を吸収。末端に近い部分では速乾性を重視しているようです。
グリーンの化繊部分は植物柄。差し色の黄色もいいですね。オークランドアスレチックスっぽいと言われればそれまで。
バックポケットも遊び心あり。
ただし今回の衝動買い。一つ問題点が。
ジャージのサイズ展開が微妙すぎる!
基本的には副住職は日本製L、海外製Mというのが基本線ですが、サイズ表を見る限り、ここのMはややでかい。ラファのスパーライトウェイトと比べればやや余裕がある感じ?おそらく、「Sでもいいけど、Mでもいい。あとは好み。」という一番悩むパターン。しかも、新興メーカーで実際に購入した人が少なく、サイズレビューが極端に少なく、しかもバラバラ。つまり「攻めた人」と「攻めなかった人」に真っ二つ。国内販売店もないので試着も不可です。
ちょうどダイエットで体重が落ち始めていたとはいえ、パツパツになって返品交換も面倒です。ここは弱気に、「大は小を兼ねる作戦」で「M」いきました。
着てみました。
ううう~~~~~ん。やはり微妙なライン!
実はダイエットが予想外に成功し、1月半でほぼ10kg落ちてしまったため、ややぶかぶかな印象。
クライマージャージというには余裕のあるシルエットです。とくにお腹のジップ部分が余ります。攻めてもいいような、これでいいような。
外で着てみました。(ビブは他社のもの)
もうちょっと身幅は細くてもいいですね。着丈はやや長めの印象。でも私、着丈は長めが好きなんですよね。
首や袖はやや余裕あり。SantiniのMに近いのかもなぁ。
この姿勢だとちょっと腕に引っ張られて、脇部分が浮いてる部分もあり、体にタイトフィットしてればこうはならないなとも思います。
ちなみに誰かIsadoreを買う方のために参考になればうれしいので、私は現在174㎝、63kg、腹囲約81前後、体脂肪率15%です。
ラファのスーパーライトウェイトジャージだとMを着ていますが、それよりはだいぶ大きめの印象。クライマージャージという用途に求める性格を考えれば、Sでいったほうが無難。ピタピタはちょっと・・・という方にはMでいいような気がします。「サイクリングジャージは立っているときはきつくて、乗車するとちょうどいいのがベスト」という考えでいけば、Sのほうがいいかもしれませんね。
私個人の考えでいけば、このままで着るつもりです。もし60kgを切ったり、体脂肪が一ケタに近づいたりするようなら、Sを買いなおした方がいいでしょうね。難しいところです。やはり試着できないのがきつい。
なにはともあれ、衝動買いしたことに対する後悔もなく、素敵なジャージを買えたので満足です。
サイズ展開は悩みどころではありますが、Isadore、おススメです。