ヘタレ
私は口先だけのヘタレで、情けない男です。
事あるごとに、
「アンタは口だけやな!」
と母親に叱咤されました。
いまだにそれは変わらないのですが、そんな僕から見ても、絶句するようなことが多すぎます。
何かを「好き」だと宣言するためには、責任が伴うように思います。
犬が好きなら、糞尿のお世話をしなければならないし、スポーツを好きなら地味な練習をしなければなりません。
もちろん、どんな道にもレベルというものがあり、自分で「できた」と思っても、上には上のレベルの「ふつう」があります。
ですので、他人のことをとやかく言うつもりはないんです。自分の問題です。
自分の言ったことに対して、責任を持ちたい。意地を見せたい。
そうありたいと思っていますし、そうでない人を見ると、もう、何をかいわんや、と絶句するしかない。
何が言いたいかというと、
「おかん、ヘタレにヘタレって怒ってくれてありがとう。」
ということです。