若狭センチュリーライド2016
随分前になりますが、若狭センチュリーライドに参加しました。
三方五湖付近を160㎞走る人気のイベントで、今回は職場の同僚2人と3人で参加。さらにいつもお世話になっている自転車屋さんの仲間もたくさんで、和気あいあいで参加しました。こういう大きなイベントは去年の山陰コウノトリライド以来。あのときは一日中雨で大変でした。あそこまで濡れるともう雨対策なんかなんの意味もない感じでしたねぇ。
さて、当日はものすごい晴天。
三方五湖も美しく、なにより感動したのは、スタート直後の朝日を照り返す田んぼの美しさ。清澄で、感動的ですらありました。
スタート直後に一番の見せ場、「レインボーライン」がこの日だけ自転車に開放されます。
ちょっとわかりにくいですが、確かに絶景。話に聞くほど傾斜は強くなく、普段の奈良東部ライドの方が正直きついくらい。
なにより、この日のために、ではないんですが、私何度かここで書いておりますが、ここ1か月半ほど、ずっとダイエットしておりまして、この日の時点でも身体はこれまでになく絞れてきておりました。さらにこの2週間前には敦賀までの往復317㎞ライドを敢行しておりまして、仕上がりはバッチリ。いつになくよい体調で当日を迎えられました。
ただ、今回ご一緒して頂いた職場の同僚の一人がとんでもない方で、マラソン2時間台だわ、「先週100km走った」とおっしゃるので、「へ~」と思ったら「ランニングですけど」って!!!コワッ!当日も真っ赤なレーゼロがとんでもなく攻撃的で、「ああ、この人怖い。ホント怖い。ウチの職場怖い」ってびびりまくっていました。
さて正直言いまして、運営自体はコウノトリライドのほうがカチッとしていると言いますか、プロっぽい感じ。こちらのイベントは地元密着の手作りな感じがします。とくに先導役の方の練度といいますか、やはりコウノトリのときはシルベストサイクル軍団のこなれた先導でしたので、隊列が完全に制御されていた感じがしました。今回は先導の方も走っておられたのですが、ほぼ参加者と同化していたような感じで、特に集団コントロールという感じはしませんでした。ですので、隊列がやたら長くなったりして、自動車の方が抜きにくかったりなどはあったかと思います。
それと、地元の方の応援という点でも、もちろん各エイドやゴール地点ではみなさん一生懸命暖かいサポートをしていただいていたのですが、沿道の応援という点では、雨の日でも傘をさして地元の人が手を振ってくださっていたコウノトリライドのほうが若干軍配が上がる気がいたしました。
とはいえ各エイドの充実ぶりはこちらもさすが。おいしいチョコケーキがあったり、名前もないオレンジが異常に美味しかったり、カレーもがっつり入っててめちゃくちゃおいしかったり。とにかくエイドの数が多く、食べ物がものすごく豊富でした。
ですので、補給食は自前で用意する必要はほとんどなく、グルメライドの様相。「こんなにエイドステーション要らないかも」と思えるほどマメに休憩がありました。もうちょっとハードでもよかったかしら。コース的にもそこまで急傾斜もなく、ペースもかなりゆったりめでした。女性参加者もたくさんおられて、すごいなと思いました。うちの奥さんも乗ってくれたらいいのになぁ。
なにより当日はとにかく天気に恵まれまして、風もそれほど強くなく、最後までも気持ちよく走れました。若狭湾も三方五湖も本当にキレイでした。夕方曇りはじめてゴール目にはぱらつきはじめましたが、なんとかもってくれました。
ゴール後はまたごちそう。エントリー時には地元小学生の激励メッセージも一人一人に頂けまして、町全体で応援して頂いているのだなと嬉しかったものです。
そんなこんなで仲良しグループは全員無事ゴール!同僚のネオプリ先生も自身の最長距離を見事完走され、途中プロトスやKINGを坂で華麗に抜き去って「下剋上・・・下剋上・・・ふふふ・・・」と呟いておられました。ウチの職場、こわいっす。