オークリーのレンズ
もうずいぶん涼しいのですが、夏の間に書いた記事をアップしていなかったことに気づきました。もったいないので、中古記事を使います。省エネ。
私の愛用サングラスはオークリーのJawborn。レンズはファイアーイリジウムです。
自転車界では色々なサングラスがあり、どれも色々な性能が謳われています。
オークリーは正直、ネームバリューだけでやっていけてるところがあって、アグラをかいてる感じがするのですが、でもやっぱりカッコイイ!というところに惹かれてしまいます。単純にそこ。
便利さで言えば調光というすごい技術がありまして、なんと明るいところではレンズが黒くなり、暗いところではスッと透明になる、そんな夢みたいなサングラスがあります。トンネルに急に入ったときなんかはすごい威力を発揮します。
実はこの調光サングラス、いっとき使っていたのですが、このときは別メーカーのモノでした。「オークリーの調光はダメ」で有名だったからです。で、ルディプロジェクトの調光を使っていたのですが、確かに便利。すぐに色が変わります。トンネル出るころに変わったなんていうズレもありません。ただ、どうしても形状が顔に合わず、頭痛が出やすいので泣く泣く手放しました。それと、調光レンズ自体の寿命が3年ほどなのもネックでした。黄ばんできます。今は寿命も延びているかもしれませんが。調光に関しては、OGKから安価なものが出ていますから、3年で使い潰すつもりでどんどん変えていくのもアリかもしれません。
その点、オークリーはレンズ交換が必要ですが、逆に言えばレンズ次第で雰囲気がガラッと変わります。私の場合、夜用の透明なモノとファイアーイリジウムという、金色のオニヤンマみたいなレンズを使い分けています。トンネルではずらしてごまかしています。
そのファイアーイリジウムのコーティングが汗やらなんやらで剥げてきておりまして、まぁ私の手入れが行き届いていないのですが、4年半ほどでしょうか?よくもったほうではないかと。
自転車のサングラスのレンズは
こういう一枚レンズの視界が広いタイプが好まれますが、私は二枚派。なぜなら、調光を選ばない限り、予備レンズを用意しなければいけませんが、一枚レンズはかさばります。二枚レンズなら布などでくるんで重ねれば、一枚分のスペースですから。
そこで、新しいサングラスを買うはずもなく、気に入っているフレームはそのままで、レンズだけ交換することにしました。あ、そのほかの耳にかかる部分などのゴムは一度交換しています。あのへんの耐久性が低いのもオークリーのダメなところですが、それゆえかけ心地がソフトなのも事実。難しいところです。もともと購入した奈良近鉄のオークリー取扱店は閉店していたので、少し離れたオシャレなお店に緊張しながら訪れました。
http://www.masunaga1905.jp/shop/nara.html
「MASUNAGA 1905」さんです。
前々から存在は知っていたのですが、なんだか美術館みたいなアートな店構えにビビりまくり、入ったことはありませんでした。しかし東京と名古屋と奈良にしかないって、なんかすごいセレクトですね。なぜ奈良なんだ。
さて、当日家族で訪れますと、外観通りオシャレな店員さんが柔らかい物腰で迎えてくれました。Jawbornは現在廃盤、「レーシングジャケット」という名前に名前だけ変えて、実際には同じものが売られています。不親切なお店や、商品知識のないお店ですと「Jawborn?もう廃盤だからないです!」と門前払いですが、ここはバッチリでした。オークリー本社にレーシングジャケットの交換レンズがあるかと聞いてみたところ、なんと「ファイアーイリジウムはもうない」とのこと!「ただし、修理という対応でなら・・・」ということでした。ホッ・・・。事前のリサーチでは、交換レンズは8000円ということでしたが、修理対応だと9000円前後かかる、とのこと。さすがオークリー、アグラかいてきます(笑)しかしそんなオークリーに惚れたのも確か。涙をのんでお願いしました。
しかし2週間の修理期間にネットで気になるものを発見。
他社製だが、バッチリ対応してるレンズ・・・。しかも半額以下・・・。
口コミは★5つが1人、★4つが2人、★1つが1人・・・。★1つの人は「コーティングがすぐ剥げる」とのこと。うーーーーーーむ。
しかし純正のレンズはもう確保したことだし、このレンズがダメになるころにはおそらくレーシングジャケットも廃盤、もはやこのタイプはなくなっている可能性が高いです。オークリーって、そんな会社です。
そんなときのために、半分保険でこのRevantのレンズ、確保するのもアリか・・・。比較できるし?
ということで、ファイアーイリジウムが本日2セット一気に揃いました。
左が純正品。右がRevant製です。Revantの方はレンズの隅っこに空気穴があって、曇りを防止するタイプです。
分かりにくいですが、Revant製が若干青っぽいのが分かりますね。
実際にはまるか少し不安でしたが、社外品もバッチリハマりました。
そんなわけで、あしゅら男爵みたいに半分半分でやってみました。
若干ピンボケですが、左右の違いがわかる写真を優先しました。向かって左側、右目の方がRevant、逆がオークリー純正です。
確かに、純正品の方がコーティングが濃いのがお分かりでしょうか?Revantは青っぽくて、透明度が高い。イリジウムは表情が読めないところがミソですので、その点ではやはり純正に部がありますね。値段は正直というところでしょうか。
今後耐久性などを試して、比較していきたいと思いますので、オークリーファンの方はお楽しみに。
なんてことを夏に書いていましたら、Jawbornも廃盤になってしまったとのこと。