慈眼寺 副住職ブログ

たとえばこんな新・兵器

ロングライドにこんな新兵器を投入しました。

ドーン!

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でかい!

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大容量バッグでいまホットなアピデュラのサドルバッグです。
後方部分をロールケーキのように巻き込んで大きさが変わります。

あ、場所はいつもの和束のローソンですね(笑)

これでもモデル名は「コンパクト」。コンパクトですが9リットルの大容量であります。しかもこのモデルは「ドライ」。完全防水であります。無謀な作戦立案者によって豪雨の中琵琶湖に進軍させられる場合もままある我々であります。上官には逆らえません。そんなときに安心の完全防水。

この状態で実は仕事帰りでありますので、毎日着るワイシャツ、上下下着、眼鏡ケース(中に眼鏡)、レーパンで職場をウロウロするわけには参りませんので、上に着るTシャツと短パンが入っております。まだまだロールを広げれば入りますし、もっとコンパクトに収めようという努力は一切しないでこの状態。十分な搭載能力であります。

以前使用しておりましたのがあの有名なtopeakのダイナパック。
http://topeak.jp/bag/bag21700.html

これはこれで収納としてはほぼ完璧な製品。容量は9.7リットル。しかし数値以上の容量を感じました。形状がモノを入れやすい形状なのと、上下に収納物を分けられるようにネットがついているのが何より便利。おまけにサドルバッグにありがちな上下に揺れることもなく、アタッチメント一つで簡単に着脱できると、ほぼ死角なし。

問題は、敢えて言うなら・・・

・着脱時に少しだけ気を付けないと、指がアタッチメントに挟まって肉持ってかれそうな予感がする点。
・アタッチメントがシートポストに残るので、バッグを取り外しても、ちょっと見た目が美しくない。

この二点のみ。

ではアピデュラはどうか。

よく言われるこの手のバッグの弱点はシートポストの落差がないと付けられないという点ですが、そこは私の自転車はスローピングですので、特に脚は長くなくても落差は十分。

容量は0.7リットル差ですが、形状からしておそらくダイナパックの方がかなり多く詰められるだろうなという予想はしていました。なにより取り出す際には、奥のものを取るために手前のものをすべて取り出さねばならないので、上下分割ネット式のダイナパックが圧勝であることは予想済み。ただ、個人的にはダイナパックの容量は手に余る感覚がありましたので、ここも個人的にクリア。

最後に気になったのが安定性。
完全固定ではなく、ベルトで巻いてるだけですので、横振りや縦振りでバッグ自体が間違いなく揺れるであろうことが予想されました。おまけに形状的にたくさん入れれば入れるほどシートポストから遠い場所が重くなり、棍棒を振り回すような感じになるのではないかと。そのへんは重いものをなるべくシートポスト側に収納することで対応しようとは思いましたが、あとは未知数でした。

結論として、この揺れ問題はほとんど気にならず、見た目もスッキリしたので、個人的には大満足。完全防水機能が付いた分だけプラスがさらに増えました。価格だけが不満ですかね・・・。まぁ、もっと重いものを入れることも考えれば、ベルト部分にゴム製のシートを滑り止めに張り付ければ、さらに完成度が高くなるでしょうね。最初からその部分の素材を滑り止め加工をしたものをするとか、ゴムを織り込むなどすれば、完全に死角がないのですが、そこまでは考えていない模様。

とはいえ、とにかくリュックを背負わなくていいのは楽!とにかく楽!

普段は自転車乗り御用達のドイターを使用していますが、いかに自転車用と言えど、いかに中身を軽くしても、背中を屈める自転車の乗車姿勢にリュックサックは相性が悪い。だいたい30キロが限界です。すごく疲れます。よくリュック背負ってビワイチとかする人いますけど、ド変態だなと思います。すごい。

ただまぁ完全にリュック不要になるわけではなく、書類、教科書、ファイルなどを運ばねばならない場合には、アデピュラの形状は不向き、というか、無理。ダイナパックでもB5サイズ以上でもう無理。

なのでなるべく書類関係を持ち帰らないようにすれば、ほぼ毎日夢のリュックなしジテツウ生活が実現できます。

唯一の新しい問題は、リュックがなければ、もはや仕事に行く姿とは到底思えず、ご近所には毎日自転車を乗り回す自由人以外の何者にも見えない点。

今一番欲しいのはお墓からダイレクトに裏道に抜ける通路ですね。スプーンで地下道を掘ろうと思っています。