慈眼寺 副住職ブログ

日々、修業。

話は24時間前に戻ります。

その日、午前に授業をしてから、午後2つの法事のために郡山と奈良を移動し、くたくたに疲れて家に帰宅した私。
しかし全く運動できていないうえに、間食のようなゴハンばかりを食べて身体が重たい。
こんな日は走るか!と夕食後ジョギングの準備をしていると、さいきんやや太り気味の奥さんが「私も行く」とのこと。娘はどうするのかと思ったら、「ついていく」とのこと。

そういうわけで夜の陸上競技場まわりを私が4.5kmジョギングするあいだ、逆回りに奥さんが速足でウォーキング。娘はそれについて回ることになりました。夜で寒いし、娘が飽きたら走るのをやめようと思ってスタート。

おりしももうすぐ奈良マラソンの時期。8時の陸上競技場には人がたくさん。陸上教室みたいなのまで行われています。ものすごい車の数。なんだかお祭りのような雰囲気に娘のテンションはマックス。おまけにジョギング中のおじさんおばさんには手を振られたり声をかけられたりで、娘はどんどん興奮していきます。私とすれ違いざまにハイタッチするごとに大声をあげて興奮。そんなことを何度も繰り返し、かれこれ2km以上娘は走り切ってしまいました。すごい。

翌日朝から娘は「競技場行きたい。競技場行きたい。」を連呼。翌日仕事のあと、自転車に乗れるチャンスがあった私は、大正池TTを含む75㎞を走り切ったあと、散髪に行って帰宅すると、即座に娘が「競技場競技場!」

「晩御飯前に走った方が走りやすい」と先日私が言ったばかりに、奥さんも娘もジョギングウェアでお出迎え。マジかよ。75kmサイクリングのあと、すきっ腹で4.5kmジョギング?私、何者?ボクサー???

とは言え娘はハイテンション。仕方なく走るもキレは全くなし。おじさんおばさんに抜かれまくって走っていると、4週目で異変。全然娘たちに会わない。心配になると、あ、いた。娘が座り込んで葉っぱを拾っています。

でました。飽きたんですね・・・。

娘が飽きたからといって走る距離を短くするのは男としていかに。一周750mの競技場を6周。決めたからには故障しない限り走る。

5週目。

娘が奥さんにおんぶされています。

6周目。

娘が「帰りたい」と半泣き。

俺だって今日は走りたくないぜ。誰一人得をしない冬の夜ジョギング。苦行でありました。

家に帰って体重を計ると昨日より1kg以上減っていて、なかなかハードな一日だった模様です。