2017年シーズンのジャージ
初午と二の午の合間の今しか乗れない!とガンガン負荷をかけて峠の練習をしていたところ、あっさり風邪をひいてしまいました。1週間スッキリしないまま毎日9時に寝ていました。
そういうわけで、今日ようやく少しだけ元気になりましたので、コッソリ仕事抜きの自転車一色の話題で書きます。一般の方は申し訳ありません。
自転車と言えばピタピタで派手なジャージが一般の方にはお腹いっぱいというか、さぞや奇異に映っているかと思います。
私はと言えばすっかり麻痺してしまい、洋服=自転車ジャージという図式が頭の中に出来上がった可哀そうな人になってしまいました。
そもそも自転車ジャージが派手なのは「道路での車への視認性を高めるため」などというもっともらしい言い訳みたいなのがありますが、そんなこととは関係なくジャージは派手な色柄で目がチカチカするようなものが好みの私です。たぶんお寺の着物のせいなんでしょう。きっとそうです。金&紫なんて私服で着てたら通報モノですよね。
さてそんな私に、2017年の各社のジャージの情報がチラホラ飛び込んできました。
まずは「バカっぽい派手」を実現させたらピカイチの業界の老舗。チネリ絡みです。
毎年「頭おかしいんじゃないの!?」というような色の多いジャージを出すteam cinelli chromeの新色情報っぽいものが主にインスタグラムで流出している模様。2014、2015年とものすごくいい感じでぶっ飛んだジャージを出してきたこのチームも、2016年に炎をイメージしたデザインのものを出して、全国のチネリファンに「コレジャナイ」とため息をつかせていましたが、今年はある意味一周まわってシンプルでヨシ!これに加えてどうやら黒基調の、数年前のteam cinelli santiniのジャージに似たデザインのものもチラッと並べられた画像も発見したので2枚出るのかもしれません。satiniのジャージはMでもSでもいけるという中途半端なサイズがとっても困るメーカーですが、要チェックですね!
二つ目は、「オリジナルジャージは全然ダメなのに、どこかのジャージを作らせると急にぶっ飛ぶメーカー」個人的ナンバー1のpissei。
http://www.wilier.com/en/news/wilier-triestina-extends-team-title-sponsor-role-season-2017
http://www.cyclingwear.jp/blog/2017/02/pissei-2017-wilier-triestina—selle-italia.php
いいですね。目がチカチカしますね。昔ピセイはteam nippoという目がチカチカ系では世界一なジャージを作っていましたが、nippoがvini fantiniと合流した際にメーカーが変わってしまいました。蛍光イエローを使わせたら、やはりピセイはいい仕事しますね。企業ロゴをゴッチャゴチャに並べるのもピセイの特徴ですが、このゴチャゴチャ感が逆になんか好きなんですよね。
どうやらジロ出場権を獲得した模様ですので、この派手なジャージの活躍を期待です。
ちょっとまえに、某所の極秘プロジェクトで、デザインが出来上がる現場を横で眺めさせていただき、「デザイン」というお仕事がいかにすごいのか、やっぱり餅は餅屋やなぁということを痛感いたしました。出来上がったものを、好きだ、嫌いだと好き勝手に言うのは気楽ですが、作り手さんは本当に大変。ですが、作り手ではないので好き勝手に言えるのも素人の特権。今年もド派手なジャージを好き勝手に注目していきたいと思います。