星加坡(2)UJICHAでチャチャチャ(古ッ)
翌日、皆さんの予想通り元気に復帰した私。
近所のスーパーをいきなり拝見。海外旅行って、スーパー巡りが一番楽しいですよね。
ここはかなり日本向けスーパーらしく、海外スーパー巡りとしては非常につまらない結果に。
いきなり出ました「UJICHA」!
今、世界は空前の抹茶ブーム。宇治茶はもはや世界のブランド。ダージリン、キーマン、UJICHA!みたいな。
ただ、なんか思いっきり桃味とか余計な味つけてますね。まぁしゃあないわな。
しかしそれにしても驚きの日本と同じ商品。シンガポールらしさみたいなものはまるでなく、「欧米+日本」にまんべんなく中国の粉をかけたような世界であります。街中の看板にも普通に日本語があります。
出前一丁もそのまま輸出。ただし、基本日本での2~3倍の値段です。現地のメーカーのモノよりやはり高い。
「ラーメン」も訳す気ゼロ。
カップヌードルだけは現地味にアレンジされているものがあり、これが日本人的にはまずい。いっそとことん現地のものを選んだ方がマシなほどに。
この棚に至っては「ここ、オークワですか?」みたいな。「こくまろ」とか書かれても。
突如ヨーロッパ感がでてくる海鮮コーナー。
ちなみに現地通貨はシンガポールドル(SG)。だいたい米ドルの8割程度なので80倍すると日本円の値段になります。
現地の普通のものを、市場の屋台などで食べていると非常に安いですが、レストランなどに入ると、日本より高い。日本食は簡単にそこそこ本格的なものも食べられますが、高いです。
ちなみに現地でおごってもらった回転寿司。奥に見える黄色い液体は断じて私のものではありません。
シンガポールを完全制圧している回転寿司は、スシローでもくらでもかっぱ寿しでもはま寿司でもなく、「元気寿司」。やはり2,3倍高いです。私は日本でなじみがなかったですが、どうも業界5位くらいの会社っぽいです。海外に活路を見いだしてるんですね。ちょっと調べたら規模は小さいのに営業利益がわりと高い!というより一社悲惨な営業利益の会社が・・・。
それはともかく、現地で「カニ」を頼んだら出てきたのがコレ。これは断じてカニではないなと思いつつ、どうりで安いよなと納得も。
変に日本食にこだわらなければ、やたらと安いのが現地食。
このコーヒーとチャイは大のお気に入りで、南アジア特有の甘ったるさが気候にベストフィット。この、ビニールでつくった取っ手は、見た目はともかくすごい便利なので、日本でも是非使用するべきだと思います。なんでこんないいものを使わないんだー!
お坊さんのブログであれこれ載せるのもアレなので、もうやめますが、当然ベタな現地の名物みたいなものも、義弟にご馳走になりました。振舞われたら、肉でも魚でもシンガポール航空の機内食でも残さず食べるのがお坊さんの義務ですので、残さず頂きました。
私と娘的には菜っ葉の炒め物が一番おいしかったです。中華料理って結局そこに尽きる気が。まぁ食文化はほぼ中国の南部という感じです。中国行ったことないんですが、中華にタイやベトナムの風味を加えた感じ。
名物チキンライスはおいしかったです。よく写真ででてくる真っ白なやつより、皮をカリッと炒めたやつのほうが好みでした。まぁそんなこんなで、シンガポールの食を大ざっぱにまとめてみました。大都会なのでなんでも食べられるけど、高いからなぁ。個人的にはタイ、ベトナム、カンボジアのほうが好きですね。妹によるとマレーシアも料理はあんまりらしいです。もっとダウンタウンで食べたかったですけど、ガイドの義弟夫婦がしばらく見ない間にエリートサラリーマン然としてまして、やはりお金持ちとの付き合いで変わってしまったのか・・・。まぁなぁ~ビジネスクラスだもんなぁ。(もちろん我々はエコノミーです)
妹と二人、タイの市場でなんだか謎の麺を勘でオーダーして犬が交尾している横で食べてたのが懐かしいです。
妹的には「あの経験があったから、こっちは拍子抜けするほど余裕」とのこと。そりゃあ、よかった。