最高にcoolです。
いやー久々に心からシビれたので、連投。
「アジア系はドレッドヘアをするな」という理不尽極まりない批判にジェレミー・リンがスマートに対応
リンはしばしば髪型を変え、奇抜なものもあることで知られている。今シーズンはドレッドヘアで開幕に臨むつもりだが、これに噛み付く人物がいた。元オールスター選手で、ネッツでもプレーしたことのあるケニオン・マーティンだ。もともとSNSで乱暴な発言をすることの多いマーティンは、SNSにリンの写真とともに批判のコメントを掲載した。
「ネッツがこの愚行を許していることに失望している。自分のラストネームが『リン』だと、彼にわざわざ教えてやらなければいけないのだろうか。あんなふざけた髪型、俺のチームでは絶対にダメだった。『お前は黒人になりたいのか』とあいつに伝えてやってくれ。気持ちは分かるが、お前の名前はリンだ」
アジア系のリンが黒人文化であるドレッドヘアをしているのが気に入らないのだろうが、これは明らかなアジア人蔑視で、許されるものではない。リンのファンを中心に批判が沸き上がる中、リンの反論は次のようなものだった。
「大丈夫、君が僕の髪型を好きになる必要はないし、自分の意見を正直に伝えてくれたことに感謝している。僕はドレッドヘアをしていて、君は漢字のタトゥーを入れていて、それを僕はリスペクトの証だと思っている。我々マイノリティはお互いの文化を理解して、メインストリームにより影響を与えていくべきだ」
さらには「僕は子供の頃、君のポスターを壁に貼っていたよ」ともコメントしている。
コルナゴがあさひでどうのとゴチャゴチャ言うとって心から反省であります。
しょうもないこと、気にスンナ!
何かいわれなき差別を受け、「差別された!」と「被害者であること」を強調するのは正しいし、また、必要なことでもあります。
また、差別に対し、猛然と戦うこともまた、正しいことで、必要なことであります。
しかし、彼のように、軽妙に、そして、ポジティブに、そしてウィットに富んだやりくちで対応する、というのは、非常に難しく、そして非常に知性が必要で、だからそのつまり、私が言いたいのは・・・
最高にcoolだぜ!
ということ。
まぁ逆に言えば、コレ、やりこめられた側はめちゃくちゃカッコ悪くて、だからとりようによってはジェレミー・リンがすごい意地悪でもあるなと思ったりするわけですが。