慈眼寺 副住職ブログ

2017 十夜法要

先日11月13日、慈眼寺の十夜法要ならびに柿供養が無障碍(むしょうげ)に行われました。「無障碍に」というのは業界用語です。「何事もなく」という意味です。念のため(笑)

慈眼寺としてはそれほどビッグイベントというわけでもなく、身内中心に細々とやっている行事なのですが、なぜかマスコミに取り上げられることが一番多い行事になっています。今までもテレビ、新聞で何度か取り上げられ、今年は毎日新聞さん。
こんなことならもっとちゃんと散髪しておくんだったな。

こんな綺麗な写真まで撮って頂いて、有難いことです。
住職の紫衣と私の緑衣、柿のオレンジの対比が綺麗!

ちなみに写真の緑の着物を着ているのが私ですが、口元のマスクのようなものは「覆子」と言います。「ぶくす」と読みます。お膳などを仏前にお供えするときは、息がお供え物にかからないようにこういうマスクをつけるんです。和紙で作ります。

この日、私は学校の授業の合間を縫って、ネクタイ姿のまま一旦お寺に戻り、着物に早着替えしておもむろにお経をあげ、法要終了後、また着替えて職場に戻り、さらに帰りに幼稚園に娘を迎えに。

さすがにちょっと疲れた一日でした。

お十夜が終わると、あっという間に師走。師走が終わると・・・

やくよけの季節!

忙しくなります。