慈眼寺 副住職ブログ

南無エレキテル

本日、朝トイレに行って便座に座ると、便座が冷たい!!

ビックリして他の電気系統を確認すると、一階部分のみ完全停電!寝室のある二階はついていたので気づかず!
ブレーカーを確認するも正常。

途方に暮れて、この場合は関西電力なのか関西電気保安協会なのか?と悩みつつ、関電に電話。色々指示通りにやるもやはり復旧せず。近くの営業所から人をやるということで、震えて待ちます。待っている僕に、住職が「街の電気屋の方が話が早いのでは?」と言ったりしますが・・・。

すぐに来てくれた関電の人たちが、まずはブレーカーチェック。その間、外にいたもう一人から「チュウジョウっぽい~」との声。

チュウジョウ=柱上か。

梯子であっというまに電柱に乗ると、今度は感電を気を付けてチェックしながら、命綱をかけたり外したりしながら登っていく関電のおにーちゃん。二人とも背が高い。背が高いほうがええ仕事でしょうなぁ。

するすると登って上空で仕事。

「せんぱーい、〇✖▽(聞き取れず)とアッチャクキ、あ、いや、チョッコでええですーサンニーで~」

と王将のオーダーよりよくわからない指示をすると、下の人が道具を持って袋に入れます。上の人はロープでそれを引っ張って作業。どうやって渡すのかと思ったけど、よう考えてあるなぁ。

寒いのにテキパキとひねったり器具を使ったりして、15分ほどで復旧。すごい。コレは街の電気屋が無理なやつ!私が先立ちしてもできないタイプの職業!高いとこ無理!手先が不器用!色々雑!ありがとうございます!

しかしこの厳冬期に停電はキツかった。なんかすごい珍しい現象が起こったようで、作業員の人も「こんなんはじめて」とのこと。

電気の有難さが身に染みた朝でした。

南無南無。