雑なトレーニング
まだまだ油断はできませんが、ぼちぼち暖かい日も出てきまして、3月の二の午を前に、今のうちに練習を、と、合間合間に自転車に乗っています。先日、久しぶりに奥山TTに挑戦しましたが、思ったよりタイムが悪くなく、そこそこ調子を維持できているようです。
TTのあと、あまり時間がなかったので、大和茶看板で曲がって大慈仙方面に左折したところ、ビックリする光景が。
既に大雪から2,3日経っている夕方だというのに、路面がツルツル!
コレ!一番危ないやつ!ほぼスケートリンク!
慌てて自転車を降りて歩いて抜けようとしたのですが、それすら不可能なツルツルぶり!この日はSPDではなく、タイムのクリート!危険すぎる!
結局元の道に戻って大柳生経由で無事帰りました。
また別の日には、ポコっと学校の授業がなくなりまして、余った時間でけっこう乗れることが判明。
「とりあえず、2000mほど登ってみるか!」
と、再び奥山に。
この日は水間峠をトンネルを通らずに登ってみよう、さすがにもう雪は大丈夫・・・
もっと悲惨でした。
さすが水間峠や・・・。雪の上には獣の足跡しかないし・・・。
ただ、ここは新雪みたいな柔らかい雪の箇所があり、両脇に落ち葉も降り積もっていたので、SPDシューズで踏みしめて歩きました。途中氷柱のようなものまであり、水間の恐ろしさを実感。
一番引いたのはコレ。
排水溝から流れながら凍ってる状態。近くで撮影するともっと綺麗なのですが、そのへんめちゃくちゃツルツルしてて、写真を撮れる余裕がなく・・・。
そのまま水間から布目~神野山のてっぺんまで登ってまた下りて、そこから農道経由で月ヶ瀬、さらに高山ダムへ。はじめて来たんですけど、こっちのほう、とんでもない巨岩とかあったり、ダムのスケールも壮大で、是非夏場に来たいなと思いました。
そこから一気に163号の南山城に出て、バテバテなのですが、一気に童仙房まで。
コレがキツイ。真冬なのに汗が目に入り込んで沁みる。
コレよ。コレが一番苦手な傾斜よ。伊吹山くらいの短い緩斜面ならいいのですが、ここの傾斜は斜度以上にキツイ。たいした斜度ではないのですが、直線的で逃げ道がない。ホンマに苦手。そう、あの大台ケ原の激坂区間とそっくりなんですね。
で、ここにくるまでに結構アップダウン繰り返した上に、この傾斜なので、一発で脚がやられます。
大台ケ原上位の人とも、このコースでビックリするほど差を開けられるんですよね。やはり長いヒルクライムを淡々とこなす練習が必要だなぁ。
ヨレヨレで童仙房にたどり着いても、和束の下りはまた過酷。身体は冷えるのにアップダウンが繰り返し。和束のローソンでは温かいコーヒーで息を吹き返したのですが、もう裏大正池を登る気力はなく。
そのまますごすご帰ってもよかったのですが、せめて2000mは絶対に登りたい!とそこから気力を振り絞って岩船寺まで登り、2000m達成。原始的ですが、とにかくゆっくりでもバカみたいに登って、脚を坂に慣れさせるのが手っ取り早いと信じています。
しかし、やはり今回童仙房クライムで感じた15%以上を含む長距離ライドを淡々とこなすために、ダンシングの練習が必要かなと改めて。踏んでみたら案外登れたりするんですよね。もう大台ケ原であんな情けない気分を味わいたくはないなぁ。
と、いうことで、大台ケ原ドライブウェー解禁までは、奥山や童仙房で、長い距離を淡々とこなすヒルクラ練習をして、今年はしっかり大台の試走もこなして、本番に臨みたいなぁ、なんて。