慈眼寺 副住職ブログ

春夏秋冬

長いことブログ更新が止まっておりました。
怒涛の三か月でした。

2月22日に父が入院し、3月3日に二の午。そのあとお彼岸を挟んで4月14日には御忌。そして5月の連休に奈良門中の五重法要のお手伝いと行事が立て続けに。

ようやく一応父も退院しましたが、まだまだ万全とはいきません。
おまけに入院中の私の仕事のダメだしが毎日続くという悲惨な毎日(笑)

自転車は普段の半分程度、バドミントンはこの一件ですっぱりコーチを辞めてからは腑抜けのようになりまして、全然やる気になりません。もうやめてしまうのではないかとボーっと考えています。やっぱり生徒の存在が大きかったんだなぁと思います。

しかし教員をはじめてからというもの、私の人生は、自分事ながら、毎日が楽しく、娘が授かってからは尚更毎日が充実して、

「リア充って、俺のことじゃないのか?」

などと、お坊さんらしからぬことを考えておりましたが、今度の一件でガラッと変わりました。

それはいかに自分が父に甘えていたかということでもあります。

同時に、自分がこの十年ほどのあいだ積み上げてきたものをもう一度リセットして、残りの人生をまた違った形で充実させるために、色々模索するべきときを迎えている気がします。

どのみち体力頼みには限界があるとは思っていましたし、老いていく自分やまわりと折り合いをつけていく日々が始まっているのだなと思います。これもまたお釈迦様以来の命題でもありますし。

「一生青春」

って、言葉はきれいですが、あんまり好きじゃなくって、何か見るべきものを直視せずに逃げ回っているような「痛さ」を感じたりします。

変に元気を出すでもなく、さりとて「年はとりたくない」なんて愚痴をこぼしてばかりでもなく、自分の人生に巡ってくる「季節」をそれなりに楽しめたらいいな、なんて思っております。

 

あ、そうそう。5月19日から仮面ライダーアマゾンズの劇場版がはじまりますね。ついでにいうと、次の仮面ライダーはどうやら「仮面ライダージオウ」らしいです。マジで。マジでマジで。