機械仕掛けの神
5月前半はそこそこ乗れたものの、後半体力が落ちてきてペースダウン。
もう後厄も終わってますからね。疲れますよね。
それでも頭の中は自転車のことばかりなので、夜はネットで自転車情報を眺めて寝てます。そんで5時に開門してます。
去年の年始だったか、デマルキからオシャレなウールジャージが出るとの情報をゲットしていました。
デマルキ×デウスエクスマキナ コラボジャージ。
ちょっとサイクルジャージらしくないデザインで、仲間と「おおっ!」と言ってたのを覚えています。
やっと出たわいいものの、販売されたそのジャージは目を疑う価格でした・・・。
https://www.demarchi.kyoto/?p=23419
ごごご、ごまーん!ごまんて!羊毛のジャージが!ごまんて!
失禁しそうになり、断念しました。
しかし、その後デマルキの本国サイトを見てビックリ!
http://www.demarchi.com/en/product.php?ID=250
170ユーロ。現在のレートで21800万円。問屋が一回噛むと界王拳を使っちゃうみたい!並行輸入してるのか、アマゾンでもこのへんの価格で売ってます。まぁそれでも踏み込めないケチな私。
セールしないかな、セールしないかなーとネットで探していた時、頭の中で閃光のハサウェイが!
「待てよ。コレって、デウスエクスマキナの側でも売ってんじゃねーの?」
デウスエクスマキナは普通の服のメーカー。TシャツやGジャンなんか所ジョージでも来てそうな、アメカジ?になるの?よく知らないですけどもサーフファッションブランドなんだそうです。興味ねぇ!
そのメーカーの、デウスサイクルワークというサイクル部門が、ちょこっとだけ自転車っぽいラフなグッズを出しているようなんですが、これまたちょっと私にはあんまり興味のないものが多い。なぜ突然デマルキと組んだのかもよく分かりませんが、汲んだとたんに私好みのジャージが生まれた模様です。
で、そのデウスサイクルワークのサイトを確認したところ!あった!
https://shop.eu.deuscustoms.com/collections/deuscycleworks/products/deus-team-wool-jersey
おまけにセール中!
ひゃ!102ユーロ!
なんで?逆にデウスのファンがジャージに興味ないのか?それともアメリカ人にはSサイズ小さすぎるのか?いすれにしてもこの温度差はしかしラッキー!102ユーロ、13000円!ギリギリアリ!
喜んで海外通販で買おうとしたところ、困った事態に。
countryの欄に自分の国を選ばねばならないのですが、その選択肢にJAPANがナシ!いくら探してもないんです。手動入力もできないし、空欄にするとなぜか自動的に国名が「フランス」に。このままでは「フランスの慈眼寺」に送られてしまう!そんなもんはない!!!
もしや・・・。一度「ビブショーツ界のロールスロイス」と呼ばれる某社のビブを海外通販で買おうとしたところ、「お住まいの地域には売れない」という表示が出たことが!アレは問屋の圧力!?今度もソレ???
悩みつつ一縷の望みをかけて、ミラノのデウスサイクルワークに直接メール。拙い英語で、
「JAPAN選べへん。俺でも買えますか?」
的なメールを送付。伝わりますか・・・?と待っていると、きました!
「Hey ユー!もう君は支払い済ますだけだぜ!なにやってんだYO!はやく手続すませて、デウスファミリーになろうぜ!!!」
超陽気!
わかったサンキュー!じゃあ手続きすっから、さっさとグレイトなアイテムを送ってくれや!
・・・みたいなメールを送って待ちました。
大丈夫か・・・。フランス行ってないか・・・。
きました。
あまりに対応が良かったので、ついでにボトル(2個セット2000円くらい)も追加。ギリギリ関税はかからなかった模様です。郵送される段ボールも手作り感満載だし、なんかボトルに泥のはねがついてて笑えました。デウスのステッカーまでつけてくれてます。
サイズ感は非常に悩みました。たぶんXSだと普通のジャージのようにピタピタ、Sだとゆったりめ。デウスの在庫にはSしかなかったので南無三!と頼んでみましたが、実にいい塩梅に緩めで、「まぁウールってこうだよな!」という絶妙なサイズ。普通にデニムにも合いそう!と友達が言ってましたがまさにその通り。デニム地の作務衣に合わせて門の前を掃除や!(笑)
5万のものが13000円。問屋さんがいるおかげで色々助かるわけですが、コラボものなんかだと問屋とブランド料が何重にもかかって自動車の税金みたいに倍々ゲームのそれこそ界王拳みたいになっちゃいますね。
あ、お坊さんも自動車税、払ってますからね!