副住職的変則トライアスロン
先日、お参りを他の日に変更したりした結果、ぽっかりお参りのない日が出現。
じゃあ丸一日ライドか?と行きたいところですが、学校の仕事はしっかりある。
某校バド部のコーチは先日言いましたように父のケガのときにスッパリ辞めておりますが、現在教員として働く学校で時々試合前などに身体を貸して調整のお手伝いなんかをしております。そんでこの日はそのための朝練もアリ。
情報を総合しますと、
朝5時に起きて掃除
朝練7時半~8時半
授業13時半~
ムムム!朝に実質5時間のヒマあり!
朝練は行っても行かなくてもどっちでもいいんですが、せっかくなら行ってあげたい。でも行ってから超ヒマ。また家帰るのもバカらしい。
ヨシ!こうしよう!
朝5時起き起床
自転車で学校に
7時半~8時半 朝練
ライド
13時半~授業
自転車で帰宅
完璧かつ有意義!
じゃあどこにいくかということで、ちょうど大阪の某自転車屋さんに注文していたものがあるので、それを取りに行くことにしました。
朝練で気持ちよくゲームをこなし、朝ごはんを少し食べ、いざ出発!
阪奈道路を登って下り、トラックにあおられ、排気ガスに咳き込み、中央大通りを進みます。東大阪の地理はバッチリであります。
森ノ宮を抜け、大阪城公園、難波宮を横目にグングン進み・・・
つきました!
またまた登場!大阪ヴィンテージロードの総本山。BICI CLASSICAさんであります!
http://www.biciclassica.com/
とはいえ、ヴィンテージロードなんて買ったこともない私。何を頼んだのかと言いますと、実は・・・ジャージ!
ビチクラシカさんが、今回初めてオリジナルウールジャージを作られる、という話を、去年あたりから聞いており、自転車を買ったことがなくてもジャージ買ってもいい、という情報もゲット!
しかしそのまま続報はなく、どうなったんや・・・と思ってるうちに、住職が入院。目が回るような忙しさでネットも確認できずにいると、ある日、「ジャージ完成!購入希望者はメールください。」うわ!はじまってた!
締め切りは・・・
昨日!!!
ガーン!ということがあり、すっかり気落ちしたのですが、ダメもとで「俺前から購入希望でメールしてたもんですけど、もう無理かな・・・」というような内容を送りますと、「ギリ、いけるで!」とのお答え。やった!いい意味でアバウト!
そして完成したジャージが・・・
コレ!
ナイスですねー!
どんな色の自転車にも合いそうな、でもカーボンロードには合わなさそうな、実にいいジャージ。落ち着いてるのに、存在感あり。世界で2番目にcoolなジャージですな!(当社比)
この日でビチクラシカさんへ来店したのは4度目なのですが、4度目にして初、店主でありイタリア人建築家ヴェラーティさんとガッツリ絡めました!
私「こんちはー。ジャージもらいにきましたー」
ヴェ「おう。自転車できたん?頑張るな~。どこから?」
と、言いつついきなり肩をバンバン!でけぇな!そしてフレンドリーだな!
私「奈良です。」
ヴェ「すごいな!ナニ乗ってんの?」
私「NEVIです。」
ヴェ「え?NEVI?おいおい、すごいな!」
ヴェラーティさん、すたすた歩いて、NEVIを眺めたり、触ったり。おおお。西の巨匠が興味を持ってくれている・・・。
ヴェ「コレ、何年前に買ったん?」
私「3年前ッス」
ヴェ「へえ!NEVIって、まだ頑張ってんの?」
私「頑張ってますよ!バリバリ!」
ヴェ「ところで、仕事ナニしてんの?」
私「え?えーと・・・おぼうさん。わかる?おぼうさん。仏教の。」
ヴェ「だいたいわかる。でも、お坊さんの仕事って、ナニ?」
私「え・・・。ダンカさんわかる?」
ヴェ「わからない。」そらそうだよな。
私「うちのお寺にお墓ある人たちのね、お母さんとか、お父さんとか、死んだ人の死んだ日に、お経あげにいくのよ」
ヴェ「わかるわかる。」わかるのか。
ヴェ「てことは、あなたのお父さんもおぼうさん?」
私「そうそう。」
ヴェ「じゃあ、もし、あなたがおぼうさんしなかったら、おとうさんどうする?」
私「えーーとね。うーん。怒る、な!」
ヴェ「(笑)」
私「いや、泣く、な」
私「あ、違う、怒るし、泣くと思うわ!」
とかなんとか気さくなナニワ風イタリア人とガッツリ絡めて、大満足。イタリア風ナニワ人も気さくですが、どっちもいい人!
ヴェラーティに手を振って、さぁまた阪奈越え。
往復60㎞以上をこなして、バドミントン→自転車の次、三種目目、授業!
授業自体は普通に終わったのですが、そのあとの疲労感が強烈。
以前、コーチ時代に自転車1時間半かけて通勤→部活3時間→自転車1時間半かけて帰る、という工程をしたときは、「二度とコレやめよう」と誓ったのですが、今回の変則トライアスロンもまぁまぁキツかった。コレももうやめよう。何より、大阪市内走っても何にも楽しくない。やっぱり奈良が最高だと思いつつ、また学校から自転車で帰る副住職でした。ただのアホや。