見てくれている人は、いる
今日、かつての部活の教え子とバドミントンをしまして、最近あいつはどうしてるとか近況を聞いていました。
まぁみんなよくも悪くも相変わらずで安心したのですが、その最後に、ものすごく嬉しいことを聞きました。
彼が彼のお母さんとの会話の中でこんな話になったそうです。
「なんや、あんたの部活の卒業生は、いつまでもみんなバドミントン続けてるなぁ。
私、そんな先生他に知らんわ。もしかして、あの先生、すごいんちゃうの?」
とお母さんが言ってくれたとか。
嬉しかったです。
一番自分が目指していたことなので。
別にインターハイとかそんな大それたこと、考えたこともないんです。
俺が大好きなバドミントンをおまえらも好きになって一緒に楽しもうぜ、というただそれだけ。
もちろん、お母さんの贔屓目といいますか、実際にはもうバドをやってない子もいるでしょうし、他にも立派な先生がたくさんいますし、お母さんの印象ほどみんな続けていないかもしれません。
それでも、そう思ってくれるお母さんが一人いてくれたというのがとても嬉しい。
10年やって一人でもいいから、そういうふうに思ってくれる人がいたら、もう満足です。
一生懸命がんばっていたら、見てくれている人はいる。
そういうことを何度も何度も感じさせてくれたコーチ生活は、生徒さんにとってより、保護者の方にとってより、何より自分自身のために、財産だったなぁ、と思います。
まだ今年はじまってひと月も経ってないですが、いきなりとても嬉しい気持ちになれました。