慈眼寺 副住職ブログ

花散らし

今日は本当に寒い日で、春の暖かさでせっかくゆるんだ気分も消し飛ぶような雨風。

おそらくは今日の雨風でせっかく咲いた桜の花もあっという間に散っているのでしょう。まぁ春なんてこういうものですよね。

今年も佐保川の桜は美しかったです。

毎年近所に住んでいる人が言うことで、もうウンザリするほど聞いているはずなんですが、そのたびに「ほんまやで」と思ってしまう言葉があります。

「カネ払って桜見にいかんでも、佐保川の桜が一番や」

全くその通りだと思います。

 

川路桜は今年も健在。樹齢170年とか。

この桜の木には毎年感嘆させられますね。

中学くらいから、ここの桜を夜桜で見るのが好きでよく自転車で走っていましたが、最近は有名になりすぎて人が多すぎて。提灯とかも、桜の維持のために必要なスポンサー集めに必要なのでしょうが、あんまり要らないかなと思ってしまいます。ライトアップなんかしなくても月明かりで薄墨色に光るような桜の花ってすごく綺麗なんですが。

なにはともあれ、今年も”いつもの桜”が見られて満足であります。