夏の思い出①
長らく更新が滞っております。色々大変だったんです。
毎年夏はお仕事ばかりで思い出ないですが、今年はさらに忙しくて大変でした。子供の頃から8月はずっとおばあちゃんちに預けられていましたし、「夏はこんなもん」という感じなのですが。
ですが、どこにも連れて行ってない娘に「ゴメンな。パパ、どこにも連れてけなくって・・・」と言ったところ、
「青山プール一回行けたから、ええで!」
と答えられて、泣けました。さすがに不憫なので、7月末に2日だけお暇を頂いて、旅行に行かせてもらいました。
場所は色々悩んだのですが、いつでも戻れる近場で、土地勘があって、自分も楽しいところ、ということで、滋賀県の長浜。
そう、3年連続琵琶湖で泳ぐ、という工夫のない夏に落ち着きました!
7月の地蔵盆シーズンが終わってお盆の始まるわずかな間がチャンス。次の休みは8月末ですが、今年から奈良の小学校にエアコンが入った関係で、始業式が8月25日になってます。ウチは幸い幼稚園で9月スタートですが、よそのお寺のお坊さんパパたちは本当に7月末しか子供さんを連れていけないという事態に陥りました。
そんなわけで我々も仕事が終わるや否や、着物を着換え、出発です。目指すは長浜。自転車では散々行ってます。伊吹山ヒルクライムで前日泊する場合はたいてい長浜のビジネスホテルですが、この町の夜が早すぎて長浜情緒をちっとも味わえてなかったので、一度ちゃんと観光したいと思っておりました。
車で走って2時間ほどで、あっという間に長浜です。さすがに自転車より速い!
長浜について軽く食事をし、さっさと琵琶湖で泳いでまずは娘のご機嫌をとり、いざ、長浜観光。
長浜の中心地は大通寺。真宗大谷派の別院です。
ここがまぁ立派!
京都でもそうそうお目にかかれない「ザ・桃山文化!」の世界。
それもそのはず、このお寺はあの伏見城の遺構を利用して作られたものとされています。
狩野派の絵画など貴重な文化財もあり、まさに豪華絢爛な桃山文化の粋を集めたようなお寺です。
大通寺の門前町といった趣の長浜は、京都・金沢ともまた違ったこぢんまりとした昔の町並みが非常にコンパクトでいい感じです。
そうそう。忘れてはならないのが、この町が「太閤さんの町」ということ。
ここ長浜は秀吉が最初に築城し、「城持ち」になって治めた地域になります。彼が建てた長浜城は現在残っておらず、今の長浜城は当時の姿ではありませんが、この町の至る所に「太閤さん」への愛着が見受けれます。その愛着ぶりは大阪城付近の比ではありません。
マンホールが千成びょうたん!こんなこと伏見桃山浄キャッスルランドでもやってなかった!(と、思う)
それにしても町並みが本当に趣きがあります。過度に観光化されていないのも魅力。
こういう建物が現役で営業しているのが魅力。
この近くの鍋庄商店さん(https://nnabeshou.base.shop/)でお醤油をお土産に買いましたが、すごく美味しかったです。でかいの買えばよかった!
そして忘れてはならない。長浜といえば・・・
海洋堂!
いきなり女神さまっ!たちがお出迎え。
中にはケンシロウが・・・。
この写真では分かりにくいですが、等身大です。
この写真だと大きさ伝わりますかね。
ゴジラもいます。
やっぱアングルはこうかな?
LEDミラージュ。昔桃谷のゼネプロでガレキみて盛り上がったなぁ。
MH「錨は巻き上げられ炎の時代が始まる」ですね。グリーンレフトのトチ狂ったほうですね。
マシンメサイヤ イェンシ―ですね。よくこんなもん立体化したなぁ。
ベタなやつ。
ベタベタ。
ここで登場!
この写真だと、「アレ?こんなふっくらしてた?」っておもうんですが、
この角度だと再現度に納得。
他にも色々ありました。
カプセルトイ専門の店まであります。
普通のお寺や町並みの観光地と、こうしたサブカル系が両方あるっていうのは、強いですよね。奈良にはここが弱い。ナライガーだけじゃ弱い。お寺も仏像も興味ない人も楽しめるところが欲しいですよねぇ。聖地系の。新海誠が映画にしてくんないかな。
しかし先ほども言いましたが、長浜の夜は早い。
奈良人の私が見ても「店閉まるの早すぎやろ!もちいどの超えてるでッ!」と焦ってしまうほど。ほぼほぼ5時で終了ですね。参ります。
それゆえその日はさっさと寝てしまい、翌日に続きます。