この冬買ってよかったもの
暖冬のまま1月半ばまで来てしまいました。
今年の寒さは本当に余裕ですね。暖かすぎて色々心配にはなりますが。入試を控えている学生さんにはいいことかなーと思ったりもします。
さて、そんな暖冬の2019~20の冬、購入してよかった!と思うものをご紹介します。
ダントツ1位はコレ!
「モンベル スペリオダウンラウンドネックジャケット」
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101503
いつものようにベタなモンベルですが、暖冬にちょうどいい暖かさ!
10年ほど前に異常に流行したモンクレーや、数年前大量発生したカナダグースなどの、分厚い羽根布団のようなダウン。確かに「中はシャツ一枚でいいくらい」という防寒機能は魅力ですが、そもそもここ数年日本は確実に暖かい。2年ほどまえにものすごく寒い冬がありましたが、あの年は正直「うらやましい!」と思いました!が!あの年を「重ね着」で乗り切った自分としては「あの年いけたんやったらもう要らん」という感じになってしまいました。
そもそも、あんな巨大なダウン、電車の中ではそれこそ布団を担ぐようにしなければなりません。携帯性が高く、なおかつほどほどに暖かいものがほしい。
さらに私個人の悩みが。
私、ちょっと古くさい昔ながらのセーターが好きなんです。ノルディック柄とかフィッシャーマンズとか、いかにもなゴワゴワした分厚いセーター!
実はアメリカなどでは、こういう「おばあちゃんが手作りで編んでくれたけど、ダサくて着るのがためらわれる」ようなセーターを「アグリーセーター」と呼んで、敢えてクリスマスに着るのが流行しているそうなんです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191220-00973278-jspa-life
この記事読んで衝撃でしたねー。
なぜなら、トナカイ柄とか雪の結晶柄とか、
普通に「いい!」と思ってたから!
アメリカ行ったら俺ダサいんかと。まぁ、別にいいですけど。(現地に詳しい人によると、そこまで派手でなくても、伝統的な柄は「ダサい」扱いという傾向があるそう。)
で、何が言いたいかと言いますと、自分の好きな、分厚くて派手なセーターは、実は使い勝手が悪い!ということなんです!
それこそ、分厚いダウンと一緒で、温度調節が難しい!
そもそも、それってアウターなの?インナーなの?という微妙な存在。分厚いアウターならいいですが、分厚いインナーとか最悪!
分厚い中身を着てしまうと、その外側はさらに大きなコートが必要になります。最近は「ビッグシルエット」とか言うて、若い子が敢えてブカブカのカッコしてますが、そんなんオッサンがやったらただのサイズ間違ったオッサンでっせ!かといって、分厚いニットをアウターとして使うと、保温性はあっても、防風性がないので、でかい網目のスキマから風が吹き込み放題!寒い!
なので、ゴツいセーターを着たいのに着られない、という自分の悩みを解決するために、この度「コレや!」と思いついたのが上のモンベルのダウンというわけです。
これなら、分厚いセーターのうえからでも軽く羽織れる。最低限風さえしのげればいい。保温のほうはセーターがやってくれる。セーターはだいたいタートルネックなので首元は何も要らない。そして寒くないときには小さく畳んでカバンにしまえる!コレ重要!
実は以前からユニクロのVネックダウンベストは持ってたんです。職場でジャケットの下に着られるし、実は着物のときも、よその老僧が鹿皮のチョッキみたいなのを着たのをヒントに、外のお参りのときには中に着ているときもあります。これはコレでよかったんですが、インナーに特化した使いかたをしようとすると、サイズはピッタリしたものになります。今回はあくまでアウターとして利用するので、少し大きめをチョイス。袖付きなのに畳むと小さいです。
ユニクロとの比較。左がモンベル、右ユニクロベスト。モンベルは袖アリだと思えば優秀であります。
実際に使用すると十分暖かい!大きいニットにもパーカーにも上から羽織れる!
さらにこの携帯性が想像以上に便利で、夜が遅くなりそうなときなど、手軽に持っていけば帰りに羽織れる。バドミントンでウインドブレーカーの中に着れば上着要らず。さらにさらに自転車で山の中のお寺に参拝するときなどは、拝観中にめちゃくちゃ身体が冷えます。一応ウインドストップ系の上着はいつも持ってますが、防風より単純に暖がほしい!そんなときにコレを羽織れば、一気に解決!サドルバッグに十分収まります。
モンベルはユニクロの倍しますが、ノースフェイスの半分以下。ユニクロの倍暖かいかは別として、ノースフェイスの半分の暖かさってこともないと思いますので、大満足であります。
あともう一つ買ってよかったもの。
去年サングラスがダメになったので、同じものを新しく買いました。オークリーのレーシングジャケット。
最近は一枚レンズのものが流行っていて、既に廃盤モデルなのですが、交換レンズを重ねられるメリットがあるので、旧型を使用しています。
日本で買うと気絶するくらい高いので、海外通販のさらにセールで買ったのですが、フレームの色で選ぶとレンズが「プリズムトレイル」しかない。「プリズムトレイル」はその名の通り山の中などの少し暗いところでの使用に適した、主にマウンテンバイクやグラベルロード用レンズ。ロード用には「プリズムロード」が最適と言われており、クチコミでも「トレイルは中途半端」と書かれていました。
仕方なく、「プリズムロード」のレンズのみをこれまた海外通販のセールで購入し、レンズと合わせてもまだ国内の定価よりはるかに安く買えました。オークリージャパンさん、すいません。
で、最初からついていた「プリズムトレイル」のレンズは外して置いてたんですが、最近「そういや、トレイルってどうなんだ?」と思って使用してみました。
すると、真冬の弱い日差しにはトレイルがバッチリ!トンネル内でも十分見えますし、案外使い勝手がいい!
「プリズムロード」もかなり明るく見えるほうではあるんですが、やはり念のためクリアレンズを携帯しているんですけど、「トレイル」なら日没までは十分いけます。いやいやついてきたレンズでしたが、邪険にして申し訳なかった。いいレンズや!