乗れないなかでも乗れないなりに。
以前書きましたように色々乗れない事情ばかり増えていくのでありますが、「やりたいことは我慢しない」が信条の私でありますので、なるべくひとさまにご迷惑をかけない範囲で乗ったりもしております。
トレーニングという気分までなかなかいけなくて、とりあえずは乗るだけ、という低レヴェルな状況ですが、とりあえず乗っとかないとトレーニング以前の状況でもありますし。
そんな腑抜けた自転車乗りがフォトジェニックな新しい相棒と念願のグラビア撮影会。(だいぶまえ)
場所は・・・東大寺の「奈良太郎前」!
いっぺん撮りたかったんですよね~。案外鐘の大きさが伝わらないのですが。
二月堂付近もついでに。
このあたりはよくスケッチされてたりしますよね~。
ツール91の乗り心地ですが・・・。
最初こそ「やっぱり重いな・・・」という感覚はあったのですが、ポジションをちょっといじるとほぼ感じなくなりました。奥山でもそれほど遅くないタイム(当社比)で登れますし、むしろノーマルクランクを回せる状態かどうかということのほうが大きいですね。
それよりなによりやはり「進む・曲がる・止まる」の基本動作の正確性がやはり「上質」と言わざるを得ない気持ちよさ。ずっと乗ってるとクセになりますねコレは。脚がもっとあればガンガンいきますよコイツは。精進します。
ところで。
コロナの影響で2019年冷えまくっていた自転車熱が再加熱の兆しが見えています。
ただ、弱ペダブームのときのような、ロードレース主義一辺倒のような豪華機材ブームというよりは、「以前買った自転車をもう一度引っ張り出してきた」かんじの「再挑戦」型と、「通勤で電車使いたくない」「10万円の給付金で力をもらいました」という「withコロナ」型ともいうべきタイプが合流して、シマノの売れ行きがとんでもないらしいですね。そこにキャンプブームがすごいですから、グラベル系自転車の需要も若干でています。案外、といったら失礼かもしれませんが、ランドナーの姿もよく見る気がしますさいきん。これも再挑戦型なのか、はたまたグラベルブームのクラシック版なのか。
いずれにせよ、自転車趣味がある程度多様になってきたのはいい傾向であるように思います。
ただ、やはり新規参入の方なのか、ノーヘル、無灯火、逆走の方もよく見かけます。信号無視も。そのへん、特に通販なんかで整備の怪しい自転車を買って、だれにもそういうルールを教わらずに一人で公道デビューして、イベントまで出てきちゃうような方もいますんで、「ホンマに死ぬで」と言ってあげたい今日この頃。ワシらが言うたら笑えんで。