未来のオリンピアン
少しの間黙っていたのですが、2月に慈眼寺にすごい人が慈眼寺にやくよけにきてくれていました。
バルセロナオリンピックに出場していたオリンピアン岩城(旧姓鴻原)春美さんと、そのお嬢さんの岩城杏奈選手です。
杏奈選手はこの春名門四天王寺高校を卒業されて岐阜の丸杉という社会人チームに所属してらっしゃいます。
丸杉といえば、バドミントンファンなら誰でもしってるフクヒロコンビで有名な福島由紀選手と廣田彩花選手も所属されている強豪チームです。
2月にきていただいていたのですが、まだ所属チームのHPで杏奈選手が紹介されていなかったので、その前に丸杉所属と書いてしまうのはダメかも、と今日まで内緒にしておりました。今年から岐阜で一人暮らしをして、車の運転もはじめる娘さんのために、お母さんがやくよけに来て頂いてご縁を頂きました。
ちょっとバドミントンをかじっている私としては、オリンピアンと未来のオリンピアンにお寺に来て頂いて、やくよけまでさせて頂いて、こっちが幸運にしてもらってます。
バドミントンをはじめた私の娘も、杏奈選手に「バドミントンをするときに、杏奈選手が大事にしていることはなんですか?」という、とてもよい質問をしてくれました。
杏奈選手のお答えは
「いつもどんなショットを打たれても、楽をせずにしっかりシャトルの下に入ること」
という基本のキ、ですが、誰もがサボってしまうことをきちんとする、という心構えでした。部活の習い始めでも先生に言われるような基本的な内容なのですが、このレヴェルの人が言うと意味合いが変わってきます。凄みがあります。とにかく楽をせずに落下地点に素早く入ることで、余裕のある態勢をとる。そうすることで、色々なショットが打てる状態を作り、相手に対して優位に立つ。そういう意味あいです。とんでもないレヴェルでやってるにもかかわらず、基本のキを大事にしている。お母さまも素晴らしいプレーヤーであり、素晴らしい指導者ですが、お嬢さんも素晴らしい方でした。まずはなにより怪我なくプレーして、ご活躍いただくことを心からお祈り申し上げます。
これから関西で試合も行われることもあるでしょうし、テレビでも見られる可能性が十分あります。
慈眼寺一同、杏奈選手を全力応援いたします!
ガンバレ!杏奈選手!ガンバレ!丸杉!